【リトミックの先生】ダルクローズ・リトミック浜松研究会
ダルクローズ・リトミック浜松研究会
*リトミックの先生になりませんか?
子どもと音楽が好きな方、リトミックの先生になりませんか?音楽を通して、とびっきりの笑顔と、日々の成長を見ることができる、とても素敵なおしごとです。いつも「こんな風に音楽を学べたら、最初からすっごく楽しかっただろうなぁ」って思いながらレッスンをしています。
国家資格ではないので、「は〜い、今日からわたし、リトミックの先生です!」って言っちゃえば、誰でもリトミックの先生を名乗ることはできます。1日の研修で発行される免許もあるし、10年も前から一度も勉強していなくても先生でいることができてしまいます。でも、それでは十分なレッスンができないということは、真剣に子どもに向き合っていたら、自分がいちばん分かってきます。
リトミックは、スイスのジュネーヴで作曲の先生だったエミール・ジャック=ダルクローズ先生が、筋肉を使って効果的に音楽の本質を学ぶ方法として考案されたものです。ダルクローズ先生はとても子ども本位で教育を考えた方でした。日本では、トットちゃん(黒柳徹子さん)が通ったトモエ学園を創った音楽家であり教育家の小林宗作先生がダルクローズ先生から直接リトミックを習い、熱心に取り入れたことで有名です。
小林先生はリトミックにとても大きな教育の可能性と真髄を感じ、子どもの指導がうまくいかないときは、徹底的に子どもの立場に立って教師側を指導していらっしゃったそうです。
教育は相手が人間ですから「これで十分」という日はいつまでも来ず、時代と共に変化するものでもあります。ダルクローズ先生は100年以上も前にそのことに気づき、あえて教本を残しませんでした。講師が常に自分を振り返り、真摯に学び続け、時代や生徒、自国の文化などに合わせて自分で教案を組み立てることが大切だと考えたからです。
日本では、ダルクローズ先生が考えたことを真に理解して本質を継承しているリトミックを、区別するために「ダルクローズ・リトミック」と呼んでいます。ダルクローズ・リトミックの先生は、「先生を教える先生」もずっと真摯に学び続けていらっしゃいます。素晴らしい先生方と仲間と共に学び続けることは、とても楽しく充実しています。
*浜松研究会とは?
今から約19年前、浜松にも良質なダルクローズ・リトミックを広め、講師が勉強できる場を作りたいと、当時お世話になっていた酒井徹先生のご尽力により、北大路範子先生に遠路はるばる、毎月早朝の新幹線に乗って来ていただくことが通算100回を超えました。
最初のうちは受講者の経験や職業にばらつきがあり、模索の日々が続きましたが、どのような受講生に対しても、範子先生が真摯にていねいにリトミックの本質を指導してくださったおかげで、熱心に学ぶ方々とともにとってもアットホームな研究会になりました♪
「嫌な人がいない」というのが浜松研究会のいちばんの自慢です。運営にもいつも協力してくださり、みんな仲良しです。でも馴れ合いや群れ合いはまったくなく、新しい方もいつでも入りやすい会です。(でも、つい集まるとダイエットや老眼の話が始まってしまう・・・汗)
熱心に学ぶ方が多く、浜松に試験官の先生方に来ていただき、エレメンタリー試験を開催したこともあります。
2023年度、範子先生が温かく育ててくださった浜松研究会は、佐藤温子先生にバトンタッチしていただくことになりました。温子先生の明るいお人柄で、ますます笑いの絶えない研究会になりました。
温子先生は、国立音楽大学でリトミックを学んだのち、リトミックの本拠地ジュネーヴでさらに研鑽を積み、ベトナムや日本の小学校で音楽を教えるなど、興味深い経験をお持ちです。温子先生のレッスンはまさに音楽!!楽しくて楽しくて、毎月待ち遠しいです。楽しいだけではなく、学び始めて10年を超えたベテランも、初めましての方も学生も、みんなが同じステージでお互いに「わぁ、そういうのいいね!」と思い合えるところが魅力です。
2025年度は、さらに温子先生にしかできないレッスンをお届けします。全国各地からいらして欲しいです。
毎年恒例の親睦会。笑いすぎて前がよく見えなくなるほどです(笑)
→毎月のレッスンの様子はこちらをご覧ください(Facebookページ)
*国際免許について
リトミックには、ダルクローズ先生ご自身が、教育理念を正しく理解して継承していくために定めた国際免許があります。
受験するためには、「パスポート」を取得して、講座受講を単位として取得する必要があります。浜松研究会では、受講した時間が単位として認められます。
2019年には浜松でエレメンタリー 試験を行い、6名の受験者全員が実技試験に合格しました。
↓国際免許について、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
https://www.j-dalcroze-society.com/license
*のりのり・あつあつ・うまうまリトミック
最高に楽しいリトミックイベントを開きます!
北大路範子先生、佐藤温子先生、馬杉知佐先生を浜松にお招きして、リトミックイベント2Daysを開催します!
日にち:2025.5.10(土)〜2025.5.11(日)
場所:音楽工房ホール(すばらしく音の良いホールです)
https://www.actcity.jp/visitor/seminar/
対象:興味のある大人の方どなたでも
音楽関係のみなさま、ぜひ日にちを空けてお待ちください♪どっぷり音楽に浸かりましょう!
詳細は今後、随時更新していきます。
*講師のための研修会(時間と内容)
日曜日(年間9回)
10:30-13:00 [A] 子どものリトミック指導法講座
14:00-17:00 [B] 指導者のためのリトミック・ソルフェージュ/即興
*[A]のみ、[B]のみ、[A]+[B]のコースがあります。効果や理解を高めるために、[A]+[B]のコースを強くおすすめします。
◼️[A] 子どものリトミック指導法講座
実際に子どもたちを呼んで、模擬レッスンを行います。月によって、対象となる子どもの年齢や経験はさまざまです。温子先生の経験豊富、アイデア満載のレッスンを実際に見て、学びます。また、自分たちで立てた教案で実際にレッスンをして、学ぶこともあります。
その後、じっくり90分、みんなでディスカッションしたり、解説を聞いたりします。
不定期で、指導のためのピアノ即興を行います。
◼️[B] 指導者のためのリトミック・ソルフェージュ/即興
指導者を目指す方のためのリトミックです。すべての項目を総合的に学び、自ら指導できるようになるための研修会です。音楽経験者、ピアノ経験者に限ります。
*受講料
入会金11,000円(初年度のみ)
退会されて3年以内でしたら、再受講の際に入会金は必要ありません。
お支払い方法は、年払い/分割払い/月払いの三種類があり、それぞれ年間合計金額が違います。
*学割があります。学生の方はお問い合わせください。
→Facebookに、ダルクローズ・リトミック浜松研究会のページがあります。
「いいね!」しておいていただけると、通知が行くので便利かと思います。閲覧はどなたでもしていただけます。
*開催日程(年間9回)
4/13(日)公開レッスンは5歳(年長)※24年度参加者がレッスンをします。
6/8(日)
7/6(日)
9/21(日)
10/19(日)
11/16(日)
12/14(日)
1/18(日)
2/11(水・祝)
5月は特別講座のりのり・あつあつ・うまうまリトミックを開催、8月はお休みです。
*親子リトミック指導勉強会
浜松研究会会員様のみ、参加できる自主勉強会です。
0歳〜3歳の親子を対象にしたリトミックの指導法を、実際にやってみながら意見交換をします。
研修を受けただけでは実際にレッスンするまで不安かと思いますので、「みんなの前で実際にピアノを弾いて歌って、声かけをしてやってみることに慣れる」のが目的です。
対象:浜松研究会会員(午前中の指導法を受講されている方)
不定期開催(平日午前中2時間程度)
参加費:1回1,650円(会場費・事務経費として)
申し込み:その都度、公式LINEにて声かけいたします。
*会場
音楽教室ミューレ
〒433-8108 浜松市中央区根洗町428-1
駐車場あり
新東名浜松いなさICより20分、浜松SAスマートICより15分
東名浜松西インターより15分
浜松駅より遠鉄バスで45〜50分
*申し込み方法
(1)LINE公式アカウントへご登録
(2)以下の必要事項をLINEのトークにて送信
2025年度月例会受講申し込み希望
[お名前] [ふりがな] [生年月日] [郵便番号/住所] [携帯電話番号] [Eメールアドレス]
[音楽歴] [リトミック歴]
(3)受講料をお支払いください。
ご入金をもって受付とさせていただきます。
なお、申し込み後の払い戻しはできませんのでご了承ください。
メール問い合わせの宛先: info@ikiruchikara.co.jp
*講師紹介
佐藤温子先生
国立音楽大学音楽教育科リトミック専修卒業。ジュネーヴ高等音楽院Musique et mouvement (音楽と動き)学士課程卒業。ジュネーヴ高等音楽院 Rythmique Jaques Dalcroze修士課程卒業。ジュネーブ高等音楽院 Musique à l’école(学校音楽教育)修士課程卒業。Institut Jaques Dalcrozeよりダルクローズ国際ライセンス取得。
現在、国立音楽大学講師。和洋女子大学講師。国立音楽大学附属小学校講師。リズムの森講師。その他各地で子どもから大人まで幅広い年齢を対象とした講習会を行う。